日吉屋の初代当主は江戸時代後期に京都の五条本覚寺近辺に店を構えて傘商をはじめました。その後二代目の時代に、皇女ゆかりの尼寺である百々御所(宝鏡寺)の門前に店舗を移し、以来現在まで5代百数十年にわたり、和傘を作り続けてきました。日吉屋の和傘は「京和傘」と呼ばれており、特に茶道家元御用達の5尺にもなる本式野点傘は、和傘の最高級品であり、国内で唯一日吉屋でのみ製作している伝統の逸品です。英国エリザベス女王や故ダイアナ姫等、各国を代表する賓客をお迎えする席でも日吉屋の本式野立傘は使われています。 伝統の和傘職人は数えるほどとなった今、京都でも和傘製造を扱うのは日吉屋のみ。製造以外に、日本三大祭りの一つである祇園祭の花傘巡行で用いられる和傘や、由緒ある寺院の和傘の修理なども任されています。 竹の円中構造を利用して作られる和傘は、一本の竹を等間隔に縦割りし、隣りあわせを違わぬよう配置され、そのまま傘になります。少しでも計算が狂うと開閉がなりたたないという、たいへん精密な構造になっており、製造工程も複雑です。和傘は長い歴史の中で磨き上げられた高度な技術のまさに集大成と言えるでしょう。 |
|
||
和傘の老舗が作る、ミニチュアサイズの和傘です。 コンパクトなサイズですが、本物の和傘と同じつくりで、お部屋に和の空間を演出します。日吉屋ではミニ和傘作りの体験工房も実施しています。 |
色染めした竹の骨組みと高級越前和紙の色のハーモニーが非常に美しい和傘です。着物はもちろん、和を演出する小物として、インテリアにも取り入れられています。 |
茶道家元の求める「わび・さび」を長年追求してきた末に生まれた、日吉屋独自野点傘。神社仏閣や各地の祭礼、伝統行事でも広く使用されている上、和風店舗でインテリアとして使用される事も多いです。 |
取り扱いや管理が普通の洋傘と同じで、特別な手入れはいりません。装いの和洋を問わずもっと手軽に和装を楽しみたいという方にもおすすめです。 |
|
|
|
TypeA 縦書き 2,000円 |
TypeB まわり文字3,000円 |
TypeC 骨の上 1,500円 |
TypeD ちらし文字 6,000円 |
TypeE 家紋・ロゴ 3,000円 |
名入れも承っております。左のイメージを参考に各タイプをお選びいただき、メールにてお問い合わせ下さい。 info_jp@jcrafts.com 注意 文字は4~5文字までです。文字の色は一般的な色(黒、赤、金、銀、等) |
和傘のお手入れについて |
|
||||||||
ご使用上の注意 |
|
||||||||
和傘の枯れ(かれ)について |
|