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> 清水焼 KIYOMIZU YAKI
清水焼は京都の焼き物で、清水寺の門前で焼かれていたことが“清水”の名の由来です。やがて清水寺周辺以外に陶工が増えたことから、それらを総称して「京焼・清水焼」とも呼ばれるようになりました。
京焼/清水焼には九谷焼(石川県金沢市など)や伊万里焼(佐賀県伊万里市など)などに代表されるような他の窯業地のような固有の技法や作風というものはありません。
京都という土地柄、国内はもとより海外の陶磁器が沢山流入する中で,沢山ある産地の良いところを吸収し発展してきた多種多様な表現が清水焼の大きな魅力です。清水焼の職人たちのこだわりは強く、あまり目に付かない部分への絵付けや細かい部分への気配りも忘れてはならないポイントです。
清水焼は見ただけでそれとわかる九谷焼や伊万里焼などと違って、一言で説明できるような特徴はありません。
伝統的なもの、モダンなデザイン、シンプルなもの、きらびやかなものなど、その作風は各窯元ごとに様々です。
様々な生活シーンにあわせて、特別な一品を見つけてください。
陶 器
磁 器
原料
陶土
陶石
吸水性
あり
十分乾燥させてから収納したほうが良い。特に高台部分にカビが生えやすいので注意!
なし
水気を良く拭き取りすぐに収納しても平気
保温性
あり
熱しにくく冷めにくい
なし
熱しやすく冷めやすい
衝撃
弱い
磁器と比べ衝撃に弱い
強い
陶器と比べ衝撃に強いが、横からの衝撃には弱い場合がある
熱衝撃
強い
特に注意する必要無し
弱い
高い温度差でヒビが入る場合がある
硬度
素地が荒くやや低い温度で焼くので割れやすい。
素地が細かく、高温で焼くのでかなり硬い。
透光性
素地が有色である。光をとおさない。
素地が白く、光をとおす性質がある。
打音
やや低い、にごった音をだす。
金属製のすんだ音をだす。
種類例
益子焼・薩摩焼・萩焼など。
砥部焼・有田焼・九谷焼など。
焼成温度
温度は磁器よりも低く約1200度程度が多い。楽焼のように1000度以下のものもある。
温度は一般に高く、1300度前後である。
焼き物は大きく分けて、陶器と磁器にわかれます。
一番の大きな違いは材料の違いですが、
それぞれの特徴を知った上で焼き物選びをしてみると
また新しい発見があります。
京都工芸美術作家協会会員として日本経済新聞社賞、文部大臣奨励賞他多数受賞。
国際陶芸展審査員。
海外でも多数個展を開いており、各国VIPや高級料亭からも評判の高い逸品がそろいます。
伝統を重んじつつ、近代の技術を取り入れ創造性あふれる作品造りに取り組む清水焼陶芸工房。親切な価格で陶器を中心にガラスや塗物、木工紙、金属などの器を扱っています。 使い手の気持ちを考えた斬新なオリジナル商品が多数取り揃っています。
全て京都在住であったり京都にゆかりのある作家・ 窯元の作品のみを取り扱い。
伝統に育まれた京の感性を伝える場でありたいとギャラリー洛中洛外を運営。
陶板48枚でつくられた洛中洛外図は一見の価値あり。
http://www.rakuchu-rakugai.jp/world/