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天井板と鴨居の間の空間のこと(障子や襖と天井までの空間)。明かり取りや換気などに用いられるスペースで、古くは平安時代の絵巻物にも原型が見られます。ここに格子や障子、透かし彫りの板をはめて装飾を施したことから、転じて装飾板自体も欄間と呼ばれようになりました。香川県の欄間彫刻の起こりは、江戸時代、飛騨(今の岐阜県)の木工職人によって伝えられたといわれています。
原図作成 和紙に原寸大のデザインを毛筆と鉛筆を使って作図します。
2原図写し 白木の用材に和紙をのせ、原図を写します。彫りやすいように目安を設けます。
原図から写した輪郭や線にしたがって、大まかにのこをいれ、大体の形をつくります。その後、目安にしたがって、立体性を加味しながら荒彫りします。
平面的なものを立体的になるように細かくほりすすみます。
美的感覚を考慮しながら、特にのみの後を見せるものと見せないものに注意しながらほってゆきます。
仕上げに、白木材に手あかや指紋が残らないよう最新の注意をはらいながら、サンドペーパーと木ろうで表面を磨き完成です。
香川県指定の伝統的工芸品であることを示す表示マークです。
主に日常生活に使用されるもので、明治以前に確立され、受け継がれてきた技術、技法、原材料により製造されていると認められた工芸品に表示されます。
伝統的な社寺彫刻をはじめ、個人宅の欄間彫刻、オリジナル贈答工芸品まで多岐に渡って制作しています。
オーダーメイドも承ります
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