先日、JCRAFTSの「抹茶づくり体験」の情報を見た香港のお客様が来日され、抹茶づくりを体験されました。
お客様が体験された京都宇治での「抹茶づくり」をご紹介させていただきます。
ご協力いただいたのは、笑顔の素敵な香港のIvanさんとAliceさん。
体験をさせていただいたのは、京都宇治にある三星園上林三入本店(みつぼしえん かんばやしさんにゅう ほんてん)さんです。純正宇治茶の販売だけでなく、お茶の味と歴史が学べ抹茶づくり体験もできるお店で、創業天正年間、将軍家御用御茶師という歴史と伝統を持つ老舗のお茶屋さんです。
全国茶審査技術競技大会六段認定鑑定士の資格をお持ちの16代目 上林三入さんが、お茶の歴史と伝統や、お茶の楽しみ方について、わかりやすく、楽しく丁寧に教えてくださいました。
※なんと体験では宇治市内産1kg5万円のお抹茶を使用。
石臼は上部の穴にお茶を入れて、レバーをゆっくりと反時計回り(左)に回します。 重い石臼を回すスピードは、早すぎても、遅すぎても美味しいお抹茶にはならないとのことで、16代目にアドバイスいただきながら、回します。
集めたお抹茶は専用の容器に入れます。
茶杓で軽く2杯程度。
お湯をそそぎ、茶筅(ちゃせん)を使って、
お抹茶とお湯をまんべんなく混ぜ合わせます。
手首を使い、勢いよく前後に振って、お茶を点てます。
出来上がり♪
お茶の良い香りが…
お美味しい!!
お抹茶をいただきながら、16代目より宇治茶に関するお話を聞かせていただきました。
Ivanさん、Aliceさんありがとうございました!
またぜひ日本に遊びに来てくださいね。
今回の抹茶体験を通じて、16代目のオーナーから抹茶に関する歴史や背景を聞きながら、抹茶を作ることで日本の飲食文化と
習慣などを身に付けられました。
体験の時間は、自分も日本人のように感じることができました。
最後においしいお菓子と濃い抹茶を味わい、とても幸せな気分でした。