「越前打刃物」は、1337年(南北朝時代)京都の巨匠・千代鶴国安が府中(現・福井県越前市)に刀剣製作の水を求め、かたわら近郷の農民のために鎌を作ったことからはじまったといわれています。その後、江戸時代には福井藩の保護政策により、株仲間が組織されるなど、販路も全国に及びました。 現在は、日本古来の火づくり鍛造技術、手仕上げを守りながら、鎌・刈込み鋏・手包丁などを主製品としています。1979年には、全国の刃物産地で最初の伝統的工芸品の指定を受けています。 |
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刃物は贈り物にも最適です。刃物は易学では「七」の数を表します。つまり、福禄喜慶の満つる相、これはお互いの清純なふれあいと幸福を意味するわけです。そして、ウエディングケーキにナイフを入れる、テープカットは建築物の竣工式、手斧による船の進水式など、刃物は物事の始まりを告げる祝祭の道具として大切なものです。 刃物を贈ることは、こうしたことからも本当に心の表現になるはずです。越前打刃物が「祝祭」と「事始め」を整える、伝統技の願いでもあるのです。 |
1949年福井市生まれ 金沢美術工芸大学卒業 株式会社イーエクスデザイン代表取締役 ■'90毎日デザイン賞■中小企業庁長官賞■日本デザインコミッティデザインフォーラム銀賞■インターナショナルデザインレビューセレクション(USA)■スミソニアン国立博物館/クーパーヒューイット美術館永久展示選定■日本デザイン賞「奨励賞」■第13回リュブリアナBIO展「金賞」■第17回世界デザイン会議「ICSID特別賞」■シュツットガルトデザインセンター選定'93国際デザイン賞■モントリオール装飾美術館永久展示選定 その他グッドデザイン選定多数 |
伝統的な技術と現代デザインとの出会いによって生まれたTAKEFUブランドの商品群は、現代生活に新しい刃物としての道具観を提示し、インターナショナルブランドに成長しています。川崎和男氏デザインにより、タケフナイフビレッジが鍛えあげたものです。 | |
クレウスは、1987年アメリカID誌(Magazine of Industrial Dsign)のデザイナーズチョイスに選定されています。 | ||
1985年、通商産業省のグッドデザイン選定商品に選ばれています。また、1983年デザインフォーラムにおいて日本デザインコミッティより銀賞を受けています。 |
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刃部プレートから握りグリップまでを一体化。 これまでの木部柄付包丁の汚れ安さ、さびやすさなどの欠点を解消しています。 |
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