日本の伝統的な一枚布、「てぬぐい」と「ふろしき」。
比較的リーズナブルな価格で手に入り、様々な柄のものが販売されていることや、
ゴミを出さないことから環境にも優しいと注目を集めています。
この特集では「てぬぐい」や「ふろしき」で簡単にできる、楽しくて便利な使い方をご紹介します。
まずは基礎編からはじめましょう。

汗や顔を拭く、入浴時に体を洗う、祭りで頭に被る…など、古来より様々な使用方法で登場してきた木綿の布。近年では、包装としての利用も注目され、伝統的〜近代的な柄のものまで幅広く販売されており、若い人にも評判を呼んでいます。
※このページでは、てぬぐい:36cm × 90cm、 風呂敷:85cm × 85cm のものを使用しています。
てぬぐいやふろしきを使う際に基本となり、ゆるみにくい結び方、「真結び」を身につけましょう。

あっという間にティッシュケースがオシャレに変身!
てぬぐいを広げ、両端から真ん中ぐらいまで折り、ティッシュケースを置きます。 左右両側を箱に沿わせて折り、下側の両角を外に広げて手前からも折ります。 同様に上側も折ります。 両端毎に真結びをしたら、出来上がり!
ランチタイムがもっと楽しみになる包み方。
お弁当箱をてぬぐいの真ん中に置きます。 片方から、斜めになるようにお弁当箱の上にかけます。 もう片方からもかけます。 両端の余った布をくるくるとねじります。 中央で真結びすれば出来上がり!
とっても簡単!ふろしきの基本的な包み方をマスター。
ふろしきを広げて、中央に箱(物)を置き、奥から手前にかけます。 手前側からも被せます。 左右の端を箱に沿わせて整えます。 左右を中央で真結びして、整えれば完成!
パーティーなどにさりげなく持っていきたい!
ふろしきの中央に瓶を立てます。 左右両端を持ち上げ、瓶の上で真結びします。 残っている2つの端を後ろでクロスさせ、前に回して真結びします。 上の結び目を一つほどいて、ねじりながら先端で真結びすれば、出来上がり!